環境と福祉への取り組み
Environmental and Welfare Initiatives
株式会社無垢は、環境保護と福祉活動に取り組んできました。
BDF(バイオディーゼル燃料)事業やオフセットクレジット創出など、
環境プロジェクトを実施してきたほか、
障がい者就労支援施設との協働も行っています。
環境への取り組み
小さな会社でも環境に貢献できるという信念のもと、BDF事業やオフセットクレジット創出など、先進的な環境プロジェクトに取り組んできました。
BDF(バイオディーゼル燃料)事業
使用済みの天ぷら油がトラックの燃料になることを知り、環境に配慮した燃料として研究を開始しました。失敗を繰り返しながらも、優れた研究者との出会いにより、高品質なBDFの製造に成功しました。
学校給食配送の仕事でBDF燃料を使用し、給食センターから出た廃油も回収して燃料として再利用。子どもたちに環境の大切さを知ってもらうため、学校で環境教育も実施しました。
BDF事業の主な取り組み
- 使用済み天ぷら油からBDF(バイオディーゼル燃料)を製造
- 学校給食配送にBDF燃料を使用し、環境負荷を低減
- 給食センターの廃油を回収・燃料化するリサイクルシステムを構築
- 子どもたちへの環境教育を実施し、実感できる環境学習を提供
オフセットクレジット(J-VER)5t創出
BDF事業を開始する際、環境省のオフセットクレジット(J-VER)制度を知り、「小さな会社が取り組んで実現できたら、環境に興味を持つ人が増えるのではないか」という想いでチャレンジしました。
第一の挑戦
一度は書類選考で落選しましたが、諦めずに一字一句変更なしで再度提出しました。
環境省からの電話
「これで選ばれたら本当にやるんですか?」という確認の電話。わずか5tという規模の大変さを理解した上で、挑戦を決意しました。
わずか5tの実現
多くの企業が数百トン~数千トン規模で創出する中、あえて「わずか5t」という規模で挑戦。見事に「B-100 BDF学校給食配送プロジェクト」を実現し、5tの排出権を生み出しました。
オフセットクレジット創出までの道のり
BDF事業からJ-VER 5t創出までの挑戦を、漫画でわかりやすくご紹介します。
折鶴再生名刺プロジェクト
創出したオフセットクレジットをどう活用するか悩んでいたところ、環境カウンセラーの先輩から「広島市の原爆の子の像に手向けられた折鶴が再生紙になっているので、それにクレジットを付けて商品化しては?」という助言をいただきました。
代表と佐々木禎子さんとのつながり
実は、代表の母親は原爆の子の像のモデルとなった「佐々木禎子」さんの6年竹組の同級生でした。小さい頃から話を聞いていたこともあり、この提案は衝撃的で、深い縁を感じました。入院している禎子さんに、キャラメルの包み紙にアイロンをかけて持っていき、一緒に千羽鶴を折って祈っていたそうです。
折鶴再生名刺の特徴
- 広島平和記念公園「原爆の子の像」に手向けられた折鶴を再生紙として商品化
- 名刺500部を製作・販売し、創出したJ-VER 5tを使い切りました
- 1セット(名刺100枚)に10kgのクレジットを付与。名刺1枚あたり100gのCO₂削減に貢献
- カルビー株式会社「カルネコ事業部」とコラボレーション
- 1セット購入で¥30が森林支援に寄付される仕組み
- しおり、ポストカードなども製作
世界中から平和への想いを込めて手向けられた折鶴を、再生紙として甦らせ、再び「平和と環境への想い」を乗せて多くの人の手に届けることができました。
プロジェクトストーリー
環境と平和への想いを込めた取り組みの一部をご紹介します。
おりづるよ、再び!
J-VER 5tの想いをのせて、折鶴再生プロジェクトがスタート。
広島市・平和公園
原爆の子の像に向けられた折鶴が、このプロジェクトの出発点。
折鶴の再生
毎年約10t以上の折鶴が捧げられ、再生紙として蘇ります。
広島市での保管ののち
工場で再生紙になり、その後名刺やしおりとして使われていました。
平和の想いを再生紙として蘇らせて
世界中の人々から託された折鶴と、平和への願いを商品を通して環境と平和への想いを伝えていく。
クレジットをのせれば
再生紙にクレジットをつければいいのでは
母との絆、サダコさんとの縁
実は母親は、原爆の子の像のモデル「佐々木禎子さん」の同級生でした。社会のために何かしたい。
徹夜で企画書作り
仮にネタを作って提案しよう!計算してみると..
名刺シート製作
1シート100枚、500部を製作。オフセットクレジット付き名刺として完成。
QRコードも入れておいて...
裏面にQRコードも。...って感じで、どうでしょうか?
完成!
平和と環境への想いを込めた名刺が、多くの人の手に届けられました。
さらに・・・!!
ポストカードやしおりなど、様々な商品を開発し、環境保護と平和の輪を広げました。
福祉への取り組み
障がい者就労支援施設「ゆき作業所」と共に、高品質な製品づくりを通じた自立支援に取り組んでいます。
高品質へのこだわりが、地域の福祉を支える力に。
取り組みの背景:自立を支える適正な仕事の創出
障がい者就労支援施設である「ゆき作業所」では、以前は部品の組み立てやクッキー作りなどが主な業務でしたが、得られる収入はごくわずかという課題がありました。株式会社無垢は、尿素水の製造を委託することで、作業所の皆さんが「自分たちの力でしっかりと収入を得る」仕組みを共に構築しています。
日本一の品質:データが証明する確かな技術
ゆき作業所で製造される尿素水は、単なる「福祉製品」ではありません。徹底した品質管理のもとで作られており、提携先からは「品質という意味では日本で一番良いものを作っている」と、データに基づいた極めて高い評価を得ています。この高い技術力が、トラックなどの排気ガスを無害化し、環境保護にも大きく貢献しています。
確かな実績:累計100万リットルの達成
コツコツと積み上げてきた製造量は、ついに累計100万リットルを突破しました。現在では、この尿素水製造が作業所全体の売上の約4割を占める柱となっており、通所する方々の生活と自信を支える重要な基幹業務となっています。
これからの展望:福祉のイメージを変えていく
私たちはこの事業を通じ、福祉作業所に対する「暗い」「大変そう」といった従来のイメージを打破したいと考えています。作業所の皆さんが笑顔で、元気に、そして誇りを持ってプロの仕事に従事できる環境を、これからもパートナーとして共に守り続けていきます。
取り組みを動画で紹介
環境と福祉への取り組みを動画でご覧いただけます。
株式会社無垢は、これまでの環境への取り組みで培った技術と経験を活かし、
現在は尿素水製造販売事業を中心に、環境に配慮した製品・サービスを提供しています。
今後も環境保護への想いを大切に、事業活動を続けてまいります。